コラム:初級レベルを制作できるようになったら次は何を作るべき?

こんにちは、裕真です。

今回は初めてコラムという形で文章を書いてみたいと思います。

といっても、そんなに大したものではなく、製作の途中経過や作り方のまとめではなく、レザークラフトについて思っていることを書こう、程度のものです。よければお付き合いください。

何を作るか迷ったときは?早めに実用性高いものを作ろう。

レザークラフトを始めて作品を作っていくと、次に何を作ればいいか迷う、ということがあります。

始めたばかりの頃は、とりあえず練習のために教本やインターネットに従って簡単なものから作っていきますので、コードホルダーやブックカバー、カードケース、名刺入れあたりの小物を作ったと思います。このような小物を作ることができるようになれば、一通りの知識は付いていると思うので初級レベルはクリアといったところでしょうか。

では、次に何を作ればいいでしょうか?

自分の実体験として、あるいは話を聞いたりするとここで迷う人が多くいるように感じます。

難易度を上げていく=技術力を磨くとしたら、長財布やクラッチバッグなどでしょう。あるいは、デザインに凝りだしてカービングに挑戦する、といった人もいるでしょう。

しかし、長財布やクラッチバッグなどを作ったとしても、実用性に欠けることが多くあります。綺麗にできなくても自作したものを愛着を持って使う、ということはありますが、財布はすでに既製品でお気に入りの財布を使っていることが多いでしょうし、クラッチバッグに至っては持ち歩かない、という人も多いでしょう。

せっかく、レザークラフトを始めて初級レベルのものは難なく作ることができるようになったのであれば、次は実際に使える実用性のあるものを作ってみたいと思いませんか?

おすすめは趣味のアイテムを自作すること。

そこでおすすめしたいのが、レザークラフト以外の趣味のアイテムを自作すること。

がっつりレザークラフトにはまり込んでいる人でも、きっと他にも趣味はあると思います。

初級レベルを難なく作り上げることができるようになったのであれば、次は難易度に従って少しずつ難しいアイテムを作るのではなく、多少自分のレベルを飛ばしてしまったとしても実用性のある使えるものを作るべきだと私は思っています。

例えば、登山が趣味であればリュックを作ってみる。

リュックというのは、具体的に作る風景をイメージしていただくとわかると思いますが、それなりの大きさがあるため多くの革を必要とします。登山用だとしたら、強度なども考慮する必要が出てくるでしょう。また、収納用のポケットを作ったりするとパーツ数が多くなったり、難易度は比較的高めです。

名刺入れが作れるようになったからと、リュックに挑戦するというのは技術や難易度から言ったらかなり飛ばしていると思います。失敗する可能性も高くなります。

それでも、使わない財布やクラッチバッグを作るよりも、作ったら自分が使うアイテムを制作したほうが私はいいと思います。

まとめ(初級レベルを制作できるようになったら)

カードケースや名刺入れなどの簡単なもの(初級レベル)が作れるようになったら、次に挑戦すべきは以下の3パターンになります。

1.難易度をあげて中級レベルのアイテムに挑戦

2.カービングなどのデザインに挑戦

3.実生活や他の趣味で実用的なアイテムに挑戦

このなかで特に私がオススメしているのが「3.実生活や他の趣味で実用的なアイテムに挑戦」です。せっかく始めたレザークラフト、道具を準備したり、基礎的な技術を学ぶという最初のハードルをクリアしたのであれば、次は実際に使うことのできる実用的なアイテムを作ることをおすすめします。

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