趣味×趣味ということでレザークラフトとダーツを組み合わせて役に立つ・普段使いできるアイテムを作ろうというこの企画。
作りたいアイテムはいろいろありますが、まずはイメージをつけるために、とってもシンプルなダーツケースを作ろうと思います。試作のため、床革を使って作っていこうと思います(床革も残り少なくなってきたので買わないと。。。)
イメージと設計
まずはどのような形状にしたいかイメージを決めます。
ダーツをやっている人であれば、他の人が使っているダーツケースを見たことあるでしょうし、なくても最近はネットショップの販売ページに写真が載っていたりするので既製品を参考にイメージを固めていきましょう。
今回は試作品ということで、ダーツ本体のみを収納することができるシンプルな形状にしようと思います。その中にドロップインケースを入れて使えるようにします。
絵心がないのでバランスがおかしいのは仕方ない。イメージがつけばいいのです。
ちなみにドロップインのケースとはこういうもの。
このケースを使うことによって、ダーツをセッティングしたまま収納してもフライトなどを傷つける心配がありません。単独で使う場合は蓋が必要ですが、今回のようにケースとして使う場合は蓋が不要なので”CONDOR BOX ヤドカリ“が良かったですがショップで売り切れており、上記のCAMEOのケースをもらえたので使うことにしました。
設計図(型紙を作る)
次に上記のイメージを元に型紙を作っていきます。
課題となってくるのはメインの革の部分。今回のダーツケースでは前面から上下、後ろ側までが1つの革になっているため長くなってしまうため、いつも通りA4で型紙を作ろうとすると収まりきりません。今回は単なる長方形であるため、革に鉄筆でけがいてから裁断しようと思います。(丁寧に作るのであればA3の紙を用意して型紙を先に作ります。)
ということで、型紙を作って見ました。
長い部分は意味ないですが50%縮尺で記載。
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作るのは側面の2パーツだけですね。イメージ図では幅3cmになっていますが、縫う部分が必要となるため、パーツ自体は4cm幅にしています。
とりあえず、今日はここまで。
次回は、裁断→菱目打ち→バネホックの取り付け→縫製→仕上げをしていきます。