シンプルカードケース作りの2日目です。
思ってた以上に大変だったので前回からだいぶ経ってしまいました。
前回は型紙を製作(PDF)したところまでだったので今回はその続きからです。
▼レザークラフト・カードケースAシリーズ
型紙を印刷して切り抜く
前回作成した型紙を切り抜いていきます。
型紙はこちら(PDF)※利用は自己責任で
メインの部分はA4サイズよりも大きくなるため、それぞれ切り取った後にセロテープで貼り付けています。普通紙に印刷してから固紙(ボール紙)に貼り付けてもいいですし、プリンタが可能であれば初めから固紙(ボール紙)に印刷してもよいです。
型紙に合わせて革を切り出す
次にこの型紙を使って革を切り抜きます。
今回は固紙がなかったので普通紙のまま型紙として使いましたが、薄くてズレたり破れやすかったりするので固紙に貼り付ける方が良いと思います。固紙は100円ショップで購入することができます。
そして、今回使う革はこちら。
拡大してみると下記のようになっています。少し凸凹した質感でカードケースにするといいデザインになりそうです。
この革のトコ面に型紙をあてて切り抜いていきます。切り抜く際は型紙がずれないように上から定規などを当てた方がキレイに切ることができます。
切り抜いた革を合わせる
型紙に合わせて切り抜いた革を合わせていきます。
まず初めに各革の折り曲げる部分を革漉きして薄くしておきます。折りたたんだ時に厚みが出過ぎないようにするためです。
端の方が白っぽくなっている部分が革を薄くしている部分です。内革は下の革を折り込んだ時に重なる部分なので左右1cmずつ、下の革は周囲2cmずつ漉いています。以前に紹介したセフティーベベラを使いました。
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メインの革と裏面になる革の部分を張り合わせていきます。
上記の写真を見ていただくとわかる通り、ついでに下の方も折り込みました。革漉を行なっているため、厚みを出さずに折り合わせることができています。
全ての面を折り込むと上記のようになります。貼り合わせる時に少しまげて張り合わせたので曲がっています。試しにやってみた感じですが・・・次回はもっとうまく形付けしたいです。
内ポケットの部分です。カードを入れる方だけ2cmほど漉いて折ってあります。
位置を合わせて貼り付けた革にさらに貼り付けていきます。この時、画像で見る左右と下の部分にボンド(サイビノール600)を塗ってあります。
さらに外側の部分も折って合わせれば完成です。カードケースっぽくなりましたね。
完成一歩手前(手縫前)
ということであとは目打ちで穴を開けて縫うだけの完成一歩手前の様子です。いい感じに仕上がりました。
中はシンプルに1ポケットと2ポケットです。
中央付近はもう少し工夫の余地がありますね。
ということでシンプルカードケース2日目。革加工でした。
次は目打ちで穴を空けて塗っていこうと思います。使えそうなものができそうでいい感じです(^-^)
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