まずはコードホルダーを作ってみた!初めてのレザークラフトにはベストだと思う。(2/2日目)

追記:新しく保存版として詳しくまとめなおした記事がこちらになります。よろしければ合わせてご参考にしてください。

シンプルコードホルダーの作り方 | 保存版(初心者向き)
この記事は"シンプルコードホルダーの作り方"の保存版になります。 初めてコードホルダーを作る人がこのページを見るだけで作成することができるよう、できる限り手順ごとに細かく説明しています。作品作り...

コードホルダーが完成した!

前回から作成しているコードホルダーの続きです。

【前回記事】

まずはコードホルダーを作ってみた!初めてのレザークラフトにはベストだと思う。(1/2日目)
前回はまず財布を作ろうとしていましたが、財布は思った以上に難しいのでまずはもっと簡単なものから始めようと思いました。 ということで今回作ったのはコードホルダー。 コードラッ...

トコノールを使ってトコ処理をしたところからです。

その後は・・・

完成!

使用したイメージ。いい感じにお洒落にきまりました。

アップにしてみると、革の質感がよく出ているのがわかると思います。

今回のようにクロム鞣を使うのかタンニン鞣(ヌメ革)を使うのか、または牛革ではなく爬虫類の革などを使うのか、など自分がどのようなコードホルダーを作りたいかによって素材を選ぶことによって個性のある作品を作ることができます。

コードホルダーの表側(吟面)。ハギレを使ったので左下に少し傷がありますが練習なので許容範囲。逆に味が出ていい!

コードホルダーの裏側(トコ面)。折りたたみを繰り返すとどうしても真ん中にシワができます。これ、少なくなるようにする方法があるのかな?調べてみないと。

・・・はい、製作段階の写真を撮り忘れました・・・。
でも完成したのはいい感じに仕上がっています。今回は並行して2つ作っていたのですが精度はまちまちですね。特にトコ処理によって毛羽立ちの抑え具合に差が出てしまいました。

横から見比べると違いがわかりやすいです。

折り曲げた部分の内側が左は綺麗な弧を描いているのに対して右側は波打ってしまってます。

同じように処理したつもりなのになぜ差が出てしまったのだろう。改善の余地ありです。

製作写真を撮り忘れた部分を紹介

コードホルダーを作っていく上で撮ればよかったのに忘れてしまった作業を別のハギレを使って紹介します。

ホック取り付けのための穴あけ

使っているはぎれは昨日、型紙を当てて切り抜いたものです。

まずはホックの下側、凸部分のホックを取り付けるための穴をあけます(順番は特に凹が先でも関係ありません)

今回はホックのサイズが小さめの#5というものを利用しているため、ハトメ抜きもそれに適したサイズのものを利用します。今回凸用に利用したのは10号(3mm)のハトメ抜きです。バネホック小には7号(2.1mm)がおすすめと書いてあるサイトもあるのでそれくらいでも良いのかも。

6号(1.8mm)では穴が小さすぎました。無理やり通せば少しシワができるけど、なんとか通せます。シワもホックで隠れてしまいますし、適切なサイズがなければ6号くらいからでもOK。

同様に凹パーツの穴もあけます。こちらは15号(4.5mm)推奨です。自分は4mmで問題なく取り付けまでできました。

ちなみに・・・

ハトメ抜きは専門店で買うよりもカインズやカーマなどのホームセンターで買う方が安く買えます。私は3つのハトメ抜きを購入しましたが、東急ハンズで買った6号が500円近くしたのに対してカーマで買った4mmが200円、カインズで買った3mmも200円くらいでした。

“ハトメ抜きではなくポンチ”という名称で作業工具売り場に売っていると思いますので探してみてはいかがでしょうか?

※サイズはハトメ抜きの号数ではなく、mmサイズで分けられているので予め調べておいてください。号数とmmの対応表おすすめはこちら

ホックの凸部分を取り付ける

まずホックの部品はこの4点になります。

向かって左が凸パーツ、右が凹パーツの組み合わせになります。この組み合わせを間違えるとうまく取り付けることができないので間違えないようしっかりと覚えましょう。

まずは凸パーツから取り付けていきます。下記の写真のように革のトコ面側から吟面側に向かって凸パーツの下部分を出します。写真ではゴム板を下にひいていますが持っていればオールマイティプレートを反対にして打つ方が硬いため良いです。

次に凸パーツの上部分を被せます。

ホック打の凸用(凹になっている方)を乗せて木槌かゴムハンマーで叩きます。結構、力が入りますので注意。打つときは下に硬いもの(打ち台や大理石)を敷いて叩くとうまくいきます。ゴム板では少し難しかったです。また打ち棒はまっすぐ叩くことがコツです。

金具が回らない程度までしっかり打ち付けましょう。

ホックの凹部分を取り付ける。

次は凹パーツ。基本的に凸パーツと同じ流れで取り付けることができます。

まずは革の裏側(トコ面)から表側(吟面)に向かって下部分を出します。

そして、上部分のパーツを被せます。

凸部分のホック打は裏面から行うので革ごとひっくり返します。

そして凹用のホック打(凸になっている方)を合わせて木槌で叩きます。

このとき、本来はオールマイティープレートなどの打ち台を使います。使わないとバネホックの表側の丸みが平らになってしまいます。

これで完成!写真で1枚づつ取っていくのが大変でしたが作業としては30分かからないくらいですね。慣れれば5分かからないと思います。

次回は少し難易度を上げて挑戦!

ということでレザークラフト第1作目完成です。

次回は戻って財布に挑戦するか、コードホルダーと財布の中間くらいの難易度の物に挑戦するかは考え中です。

追記:新しく保存版として詳しくまとめなおした記事がこちらになります。よろしければ合わせてご参考にしてください。

シンプルコードホルダーの作り方 | 保存版(初心者向き)
この記事は"シンプルコードホルダーの作り方"の保存版になります。 初めてコードホルダーを作る人がこのページを見るだけで作成することができるよう、できる限り手順ごとに細かく説明しています。作品作り...
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