革の角をキレイに丸くしたい人におすすめ。苦手な部分は道具を使おう!

レザークラフトを始めたばかりの人は、革包丁でまっすぐ垂直に裁断するのに苦労するかと思いますが、その次に苦戦するのが角丸やカーブの裁断です。

今回はその角を丸くするのを簡単にする道具をいくつか紹介したいと思います。

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アイテムのデザインにカーブは必須。

レザークラフトをしていて作るアイテムのデザインをしているとき、他の人が作った革製品や既製品を参考にしたり、またはオリジナルで考えたりして決めますが、少し凝ったデザインを考えると必ず丸み(カーブ)をつけたい部分が出てきます

例えばキーケース。

IL BISONTEのキーケースもシンプルなデザインですがカーブを帯びたデザインが特徴的でカッコよく人気があります。

これを真似てみようと革に線を引いてフリーハンドで曲線を切ろうとするとかなり大変でなかなかうまくいきません。真円に切り取るのはとても難しいですし、楕円だとしても凸凹になってしまうことが多々あります。。。極端に言うとこんな感じ。

角落とし用の抜き型、シェイプパンチがおすすめ

どうやったら角を綺麗に丸くすることができるか探していたら、角落とし(コーナーカット)用の抜き型というのがありました。

この道具は4つのコーナーがそれぞれ異なるR(アール)になっており、革に当てて切り取ることにより4種類の丸みをつけることができます。作れるRは5ミリ、10ミリ、15ミリ、20ミリと5ミリ単位ですが、ミリで考えるよりは端切れで試してみて気に入ったRを使うと良いと思います。

そしてもう1つ、シェイプパンチを使うのもありです。シェイプパンチは革の中を切り抜いてデザインするための道具です。まぁ日本語にしたら抜き型になるでしょうから、どちらも一緒ですね。

このように革を切り抜いてデザインを入れる道具ですが、凹になっている打ち具を角に使うことによって小さな丸みを持たせることもできます。

大きく丸みをつけるのではなく、小さく角を取りたいだけであればこのシェイプパンチセットを使う方がいいのではないか、と思っています。上記で紹介した抜き型では、角を取るだけの用途ですがシェイプパンチでは革に切り抜いたデザインを入れることにも使える(というか本来の用途)なので一石二鳥です。

丸みやカーブをつけるのが苦手な人は抜き型(シェイプパンチ)を使ってみてはいかがですか?仕上がりが一段レベルアップすると思います^-^

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