昨日から作っているキーホルダー作りの続きです。
前回は革を張り合わせたところまで作りましたので今回はカシメとつなぎ用の革を使ってナスカンを取り付けるところです。
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4.ニートフットオイルを塗る
まずはニートフットオイルを塗って革の表面を整えようと思います。
端切れの古い革なので乾いてパサパサしてしまっている感じが出てしまっています。オイルを塗ることによって少し表面に光沢と潤いを与えます。
これが塗ってすぐです。ムラが出来ていますが時間が経つにつれて落ち着いてきます。
5.つなぎのパーツを漉いて薄くする
続いてナスカンと本体をつなぐ革を漉いて薄くしておきます。このパーツはコの字に取り付けるので厚すぎるとうまくつきません。なのでセフテイーベベラを使って革を漉きました。もちろん革包丁を使っても良いですし、好みでそのままでも大丈夫です。
逆に漉いて薄くしすぎると強度に問題が出そうなので注意が必要です。
[追記2016/11/03]
この作業は省いたほうがよさそうです。半年ほど使ってみましたが、破れてはいないけど薄くしたことによって使っているときに不安があります。なので少し厚いままで使ったほうが良いでしょう。
6.カシメを使ってパーツを取り付ける
続いては両面カシメを使って革をつなぎます。このブログでは初めて使うパーツですね。
カシメは、出っ張っている部分が長いほうを「足(アシ)」、短いほうを「フタ」と呼び、この2つで1セットとなります。
まずは革を合わせて取り付け用の穴をハトメ抜き(ポンチ)を使ってあけます。カシメ小には8号(2.4mm)が良いと書いてありますが持っていないので6号(1.8mm)を使いました。
位置がずれないようにマスキングテープで固定しています。
そして抜いたあとがこちら。裏面までしっかりと取り付け用の穴が空きました。
最後はナスカンを取り付けてカシメを打って止めれば完成です。
カシメを止めるときにはカシメ打ちが必要になります。なければホック打ちを使ってもいいですが、綺麗に止まらないのでホック打ち、打ち台と一緒にセットで買ってしまっておくのが良いと思います。
7.おまけ:スタッズを取り付けてみる
上までで完成ですが、見た目が味気なかったので以前に100均で買ったスタッズを使って飾りつけてみることにしました。
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いい感じじゃないですか(^-^)
初めて作ったキーホルダーとしては大満足に仕上がりました。
裏側はこんな感じ。
少し柔らかい革を使ったのでどうなるかなー、と思いましたが革っぽさがあるいい仕上がり。スタッズの裏側もいい飾りつけになっています。スタッズの裏側は革を合わせる前にスタッズを取り付けることにより、内部に隠れるので見えなくすることもできます。
カシメがゆがんでいるのは柔らかい部分で打ってしまったためです。しっかりと打ち台と打ち棒を使って取り付ければこのように歪むことはないと思います。
■参考にしたキーホルダーとの比較
反省・改善点
今回作ってみて、次作るなら改善したいなー、と思ったポイント。
1.ナスカンと革のサイズが合っていない
この部分、20mmのナスカンを使いましたが、デザイン的にナスカンの方が大きくなりすぎてアンバランスになってしまいました。
適当に買ったナスカンと、ナスカン使ってないキーホルダーを参考にして合わせたので仕方ない部分もありますが、、、 次はしっかりとデザインして作ろうと思います。
2.ナスカンの遊びが大きい
続いても同じ箇所です。
本体とナスカンを取り付ける際に間のパーツを甘くつけてしまったため、ナスカンと本体の間に隙間ができて遊びが大きくなってしまいました。
もっと本体にナスカンを近ずけてしっかりと止めるべきでした。次回は改善していきたいと思います。
少し残念なところがあったとはいえ、初めて作ったキーホルダーとしては満足!次回は改善を重ねてもっと見栄え良く作りたいです。