コードホルダー第4弾です。
今度はシンプルながら少しデザインを入れたハート型のコードホルダーを製作してみました。
特に縫い合わせるなどはなく、革を1枚切り抜いてバネホックを取り付けるだけで完成です。シンプルに作りましたが、見た目はレザークラフトやっている感が1番出て良かったです^^
ということで製作過程を紹介(メモ)します。
ハート型のコードホルダーを作る
今回使用した革は持っている中では厚めの2mmで硬めの革です。
レザークラフトを始めるときに端切れのセットを買いましたが含まれていたのは柔らかい革ばかり。いくつか作って思ったのは、やはり少し硬いくらいの革の方が使いやすいですね。漉けば多少柔らかくすることもできますし。 次回は端切れではなく、どんな革か明確にわかる形で買ってみたいと思います。
少し脱線しましたが、コードホルダーの製作です。
1.型紙を作る。
まずはいつも通りエクセルを作って型紙を作っていきます。
出来上がった型紙はこちら(PDF)
※使用する場合は自己責任でお願いします。
これをA4に印刷して固紙(ボール紙)に貼り付けます。
2.型紙に合わせて革を切りとる。
型紙を革に当てて切り取ります。
切り抜く際は革と型紙を固定するためにマスキングテープを使用しました。これにより型紙がズレないで革を切り抜いたり罫書くことができます。ただし、この場合、マスキングテープの粘着力でトコ面などは外したときに少し毛羽立ってしまいます。後からトコノール塗るのであまり気になりませんがね。他には弱めのクリップを使って固定することもよくあります。
切り取ったのがこちら。
キーホルダーのときにも書きましたが、綺麗に作りたいのであれば型紙よりも少し大きめに切り取ってから革包丁やヤスリで調整する方が良いです。私用なので最初から型紙に合わせて切り取っています。
3.トコノールとニートフットオイルで革を整える。
次にトコノールとニートフットオイルを使って革の表面を整えます。
いつものごとく、端切れで買った革の表面が乾いています。このため、ニートフットオイルを塗っておかないとパサついた感じになってしまいます。
まずはトコノールでトコ処理とコバ磨き。
この革のトコ面はまるでコルクのような見た目と質感です。何の革なのだろう・・・。初心者で端切れを買うと本当、何の革を使っているのかわからなくなります。ただ、良さげなので私的に使うなら満足!
続いてニートフットオイル。
ムラができているのは乾けば落ち着きます。
今回は1度塗ってみてイマイチだった(乾いた後にテカっている部分とそうでない部分ができてしまった)のでもう一度塗り直しました。
4.バネホックを取り付ける
そして最後はバネホックを取り付ければ完成です。
ハート型にしては革の色が地味かな?と思いましたが出来てみると悪くないですね。曲線が少しイマイチかなー。何か対策が必要かも。
そして裏側はこちら。裏側といっても折り曲げているので見えているのは吟面です。
内側は↓です。バネホック取り付け前。
先ほども書きましたが、トコ面はコルクのような見た目になっています。
最後にコードホルダーを使ってイヤホンを止めた画像です。
使い勝手は・・・あまり良くありませんね(笑) いや、作る前からなんとなく想像できたけどさ。。。前に作った大きめのコードホルダーやH型のコードホルダーの方が圧倒的に使いやすかったです。
ということで見た目デザインを入れて遊んでみたい人にはいいですが、実用するにはおすすめしないコードホルダーでした。